【目次】
1.何故うつ病が発生するのか
2.
うつ病の恐ろしさ
3.治療にて回復に向かわせることから
4.日本のうつ病治療の問題点

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1.何故うつ病が発生するのか

昨今のリストラや失業で身も心も疲れ果て、プライドも人としての尊厳までも無くしてしまったひとの中に、「うつ病」やその予備軍の方もいると思います。

私もつい最近、ある会社の管理職を全うしてましたが、突然退職に追い込まれた経験があります。

労務問題の責任を押し付けられ、いわゆる退職勧奨のような仕打ちが続き、結局退職せざるを得なくなりました。

今でも自分の能力に問題があるのではなく、経営層の感情的要素から要ら制裁です。

それを思い出すと、悔しいと同時にこれ以上自分はどうすればよいのかと、打つ手がなくなり、正にうつ気味に陥ります。

人は喜怒哀楽の中で明日を夢見て生きていますが、うつ病の人には常に暗い気持ちで明日の光がさすことがありません。

夜は永遠に長く、どんなに励まされても空しく感じられ、逆に絶望感を募らせるばかりです。

うつ病とは、脳内快感物質のドーパミンが抹消神経シナプスから放出される際に、その絶対量が低減する場合と、そのドーパミンを受領するレセプターが増えずにドーパミンを受け取れない場合の病気です。

ただし 、うつ病は間違いなく治る病気です。しかも治療は比較的簡単で、薬やカウンセリングにて治療で8割以上の人が短期間で回復に向かいます。

再発(フラッシュバック)する場合もありますが、早期治療に越したことはありません。

残念ながら、急激なリストラや複雑な人間関係などの環境変化にて、うつ病との自覚出来ない人や真面目で責任感の強い人がそれを認めない場合が多く、約半数以上が治療を受けていないのが現実です。

また、周囲の人も、心の問題は医療の対象ではないと考えがちです。このような理由で治療が遅れたり、まったく治療されなかったりということが起こるのです。


2.
うつ病の恐ろしさ

うつ病の絶望感はとても辛く苦しいものです。将来には希望がまったく持てないばかりか、過去の自分の小さな行為に大きな罪悪感を持ってしまい、モチベーションが急降下し、自分がまったく価値のない人間に思えてきます。

場合により、自殺願望や心中を考えたりすることも稀ではありません。更に、周りの人がそれを手助けしようものなら、還って本人はうつ状態へ陥ってゆきます。

有事があっては遅いのです。自覚症状があったり、周りの方から観てうつの兆候があれば、早めの対応が必要です。


3.治療にて回復に向かわせることから

うつ病は脳内システムエラーが派生する病気です。適切な治療にて必ず治ります。

喜びや悲しみ、そして体の調子を感じとるというような脳の働きができるようになれば、回復の兆しが観られるものと思います。


4.日本のうつ病治療の問題点

・優秀なカウンセラーに出会うのが困難
・薬でうつ病の症状を抑えるだけで、根本的な問題解決を行わない


<うつ病再発チェック>
Q.医者は治ったと言うが、自分ではうつ病が完治した気がしない。
Q.常時、薬を服用しなければ、生活できない。
Q.少しのストレスで憂鬱な気分になる。
Q.うつ病が再発しないかといつもビクビクしている。
Q.うつ病の症状が出たり引っ込んだりと、再発の自覚がある。
一つでも当てはまる方は、必読の「再発しないうつ病完全克服法」が良いかも知れません!